私の環境では、WINDOWS7では電源管理でハードディスクのスリープを設定しても外付けハードディスクはスリープしませんでした。省電力機能は使えませんでしたが、特に不具合が出ることもなく外付けハードディスクが使えていました。
WINDOWS10にしたところ、外付けハードディスクの省電力機能が有効になり、スリープするようになりました。その結果、外付けハードディスクが認識しなくなったり、データが消えてしまうと言う不具合に襲われました。また、OS側で省電力の設定を変更しても反映されたいと言うことも起こりました。
なぜOSでハードディスクのスリープを無しにしているのにスリープしてしまうのか?
そこでふと思ったのですが、ハードディスクにも省電力機能があったはず。
以下、私の勝手な予想ですが、
WINDOWS7の時にはハードディスクの省電力機能がうまく働いていなかったけれど、WINDOWS10では、機能するようになったため、OSの省電力とハードディスクの省電力がバッティングして不具合が起こっている可能性が高いと考えました。そこに完全にPCをシャットダウンしない高速起動が絡んで、さらに問題を複雑にしてしまっている。
この状態から脱するにはOSかハードディスクの省電力機能を切れば良いのではないかと考えました。
OS側の設定でこれを行う場合はレジストリの変更による方法があるようです。
これについては「DeviceHackFlags」で検索すれば見つかると思いますので、興味のある方はそちらで確認してみてください。
ここから先を試して何か問題が発生しても当方は一切責任は負いません。
試される場合は自己責任でやってください。
私が試したのはハードディスクの設定変更で、省電力機能を無効にする方法です。
使うソフトは2つです。
ExamDisk
WDIDLE3 for Windows
まずはウエスタンデジタル以外のハードディスクの場合
ExamDiskを起動します。
起動したら外付けハードディスクを選択し、設定ボタンをクリック
APMが無効になっていなければ、無効にしてOKをクリック。無効になっいればそのままOKをクリック。
ウエスタンデジタルのハードディスクの場合
ダウンロードしたExamDiskを解凍し、ExamDisk.exeをC:\WINDOWS\system32へコピーします。
次にコマンドプロンプト(WINDOWSシステムツールにあります)を管理者権限で起動します。
コマンドプロンプトを起動したら、WDIDLE3 /D と入力してエンター。
すべてのウエスタンデジタル製のハードディスクの設定が変更されます。
個別の方法はソフトのホームページに書いてあるのでそちらを参照してください。
次に変更されているか確認のため、 WDIDLE3 /R と入力してエンター。
上記のように、Idle3 Timer is disabled. となっていればOKです。
参考までに、ExamDiskで確認するとIntelPark(ウエスタンデジタル固有の省電力設定のようです)のところが、下図のようになります。
以上でハードディスクの設定変更は終了です。
次に、念のためOSの高速起動をオフにして、電源設定のハードディスクのスリープも無しにしておきます。ほかにもOSの電源関係の設定がありますが、ここでは省略させていただきます。
次に、パソコンを完全シャットダウン。
shiftキーを押しながら再起動を押します。
PCの電源を切るを選択して、PCを終了します。
最後に、外付けハードディスクの電源を一度切ってください。
以上で終了です。
まだ3時間ほど経過しただけですが、今のところハードディスクがスリープになることはないようです。もしも、電源関係のセッテがバッチングしている事のみが問題で外付けハードディスクの不具合が発生しているとすれば、OSの省電力は利用しても良いかもしれませんが、怖いので、当面はこの状態で不具合が発生しないことを祈りつつ使ってみたいと思います。
このまま不具合が出ないようであれば、OSの省電力を有効にして試してみたいと思います。
※追記
デスクトップパソコンではスピンダウンしないようなのですが、ノートパソコンの場合は、やっぱりスピンダウンしてしまうようです。
USBのセレクティブサスペンドが怪しい気もするのですが、よくわかりません。
レジストリでセレクティブサスペンドを無効にしてみたのですが、効果はありませんでした。
次回はもう一つ見つけたレジストリの変更でやってみたいと思いますが、ノートPCをWINDOWS10にすると、ホームグループの動きが不安定になるので、時間に余裕があるときに試してみようと思います。
最後に、外付けハードディスクの電源を一度切ってください。
以上で終了です。
まだ3時間ほど経過しただけですが、今のところハードディスクがスリープになることはないようです。もしも、電源関係のセッテがバッチングしている事のみが問題で外付けハードディスクの不具合が発生しているとすれば、OSの省電力は利用しても良いかもしれませんが、怖いので、当面はこの状態で不具合が発生しないことを祈りつつ使ってみたいと思います。
このまま不具合が出ないようであれば、OSの省電力を有効にして試してみたいと思います。
※追記
デスクトップパソコンではスピンダウンしないようなのですが、ノートパソコンの場合は、やっぱりスピンダウンしてしまうようです。
USBのセレクティブサスペンドが怪しい気もするのですが、よくわかりません。
レジストリでセレクティブサスペンドを無効にしてみたのですが、効果はありませんでした。
次回はもう一つ見つけたレジストリの変更でやってみたいと思いますが、ノートPCをWINDOWS10にすると、ホームグループの動きが不安定になるので、時間に余裕があるときに試してみようと思います。
動画紹介中→鬼太郎チャンネル
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